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自作小説(短編中心)と書評(というか感想文)。 ジャンルはミステリィが主体です。
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2007.10.22 Mon
日本に初めて設立されたクライオニクス財団を舞台に、永遠の生を夢見るものたちを襲う炎と氷の殺人劇。

文芸春秋、本格ミステリ・マスターズの一冊。装丁が好きです。

社会派です。まさか柄刀が社会派を書くとは。
私が慣れていないせいでとても読みにくかったです。
でもハウダニットは楽しめました。不可能犯罪は本格の魂ですね。

クライオニクスって、柄刀の空想ってわけでもないんですね。
Googleで検索したら900件近くヒットしました。
実現可能なら、もっと広まってもいい思想だと思いますが。

以下ネタバレ。
社会派の犯人は三つのパターンに分類されます。
――されると思います。多分。いやそんなに社会派読まないけど。

1)復讐者
横溝正史ミステリ大賞受賞のH氏のあれとか。

2)裏組織の一員
言うに及ばず。

3)異常性格犯罪者
女流作家M氏の超有名作とか。

で、ですね。なんと、本作には全パターンの犯人が登場しています!
一冊読んだだけでお腹いっぱいになるわけだ、こりゃ。

話は変わりますが、「この世でGOOD LUCK」はネタとしか思えないダサさ。
――何となく気が付いていたけれど、柄刀のセンスってちょっと問題ありかも。
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