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自作小説(短編中心)と書評(というか感想文)。 ジャンルはミステリィが主体です。
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2007.05.15 Tue
原題は「Till Death Do Us Part」。

「君の婚約者は過去三人の男を毒殺した妖婦だ」劇作家ディックに恐るべき話しを告げた男は翌朝、青酸を注射され密室の中で絶命しているのを発見された。状況は彼が話した過去の事件と全く同じだった。平和な村に渦巻く中傷と黒い噂。複雑怪奇な事件に挑むのは名探偵ギデオン・フェル博士

古典です。
私の読書歴は国産ミステリィ、しかもごく最近の物に偏っているので、少しは古典を勉強しないといけないかな、と思い立ってみました。
ジョン・ディクスン・カーといえば不可能犯罪、特に密室に情熱を注いだ作家として有名です。以前に一冊だけ短編集を読んだことがあるんですけど、タイトルすら思い出せないくらい昔の話。

解説を読む限り、本作はカーの代表作というわけではなく、寧ろ異色作になるらしい。
怪奇趣味、不可能性の強調、複雑なトリックなんかは抑え気味で、ミステリィ・マニアには物足りないでしょう。けれど、逆に小説としてはバランスが取れている。

生き生きと描かれた登場人物、緻密に張られた伏線、何よりもスリリングな展開が好印象。久しぶりにわくわくしながらミステリィを読んだ、という気がしました。
ただ、フェル博士の活躍はあまり評価できなかった。

個人的には密室トリックに関して、私の推理が珍しくそこそこ当たっていたので嬉しかった……。フーダニットは壊滅だったけれど。

こっそりシンシアに萌え。いいじゃん片思い。
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