ご案内お知らせ短編連載「マスカレイド」書評動画
自作小説(短編中心)と書評(というか感想文)。 ジャンルはミステリィが主体です。
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2007.08.17 Fri
英題「None But Air」。

粗筋は省略。
どんな粗筋をつけても作品の雰囲気にそぐわない気がします。

スカイ・クロラシリーズ第一作(ただし刊行は二冊目)。
スカイ・クロラ映画化に向けて、再読です。まだ先の話だけど。
ハードカヴァの装丁がとても綺麗。
いつも思うけれど、森はブック・デザインに恵まれている。本人がアーティストだからか。

詩的かつ知的で、美意識を軸に、ドライに仕上げられた物語。
森博嗣の作品って大抵そうなんですが、このシリーズは特に、安易な解釈/解説を拒んでいるように感じます。
わかったようにコメントすると、鼻で笑われてしまいそうな。
だから、とても書評なんてできやしないのですが、一つだけ。

例えば空、あるいは戦場のような非現実の中に自分の居場所を見つけたとしても、人間は現実の中で生きていくしかない。
ただ生きているために、少しずつ汚れていって、そんな自分を嫌悪しながら、非現実に自分の誇りを託して、不器用に。
そんな彼らに、できれば馬鹿にされないような、大人になれたら。

ああ何か一生懸命絞り出したこの感想すらずれてるような気がする。
うう。

でも、ウェットでベタなエピソードには素直に感動できました。
ひょっとして、馬鹿な読者のためのサーヴィスだったりして。
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